FC2ブログ
プロフィール

芽吹

Author:芽吹
特別養護老人ホーム
せせらぎのさと蔵王ブログ

ちょっと変わった特養での出来事を発信します。
気になるカテゴリからご覧下さい。たまにジャンルを変えて「施設長の呟き」も掲載していきます。

訪問者数
ごゆっくりどうぞ
現在の閲覧者数:
カレンダー
03 | 2020/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
ブロとも申請フォーム
検索フォーム
QRコード
QR

今更ですか?

今月上旬頃に朝日の一面に掲載されていた高齢者の薬に対するリスクについて。
これまで私も何度か薬に関する記事をアップしてきましたが、今回は高齢者に多く処方される睡眠薬や抗不安薬の話になります。
厚労省でデータも出していますが、睡眠薬や抗不安薬に使用されるベンゾ系(デパスやハルシオンなど)のタイプは、転倒や認知機能障害が起こりやすくなる事例が多くあります。更にこれらの薬は依存も起こりやすくなるため、中々やめられなく死亡リスクも上がるとのこと。
高齢者に多く使用されている理由としては、別々の診療所や病院から同タイプの薬が処方され、必要以上の量を服用している人が多いからです。(例えば、整形外科で腰痛、精神科でうつ、内科で不眠など同じ種類の薬が別治療目的で処方される)
薬も過ぎれば毒となるということわざがある様に私も長年この仕事をしていますが、薬だけでお腹いっぱいになるんじゃ?と思うくらい薬の種類が多い人もいます。

薬の問題については、特に高齢者の場合に於いて数も多く体への負担なども問われています。この問題は前々から言われており、薬を管理出来ずに自宅にどんどん溜まる=医療費増にも繋がると何度も騒がれています。ですから私がこの新聞記事を読んだ時は、今更なに言ってるの?と思いました。今回の件もそうですが、もっともっと早くメスを入れなきゃいけない問題だと思っています。
もちろん全国の医師、薬剤師は過剰になった薬を減らす努力を行ってる様ですが、まだまだ上手く機能していない様です。厚労省でも2016年より種類によっては、一度に処方できる日数に制限もかけています。更に高齢者向けの『医薬品適正使用の指針』なども出していますが、これだけじゃ浸透せず事が上手く運ばないと思います。
但し、ベンゾ系の薬を長年服用し、突然服用をやめるとパニック症状などを引き起こす可能性もあるので、かかりつけ医や薬剤師へ相談し慎重に調整する必要があります。

COMMENT

No title

 こんにちは。
 仕事の話は楽しくないし、個人情報等に留意しても余計な詮索をされる風潮の時代なので、ブログではあまり取り上げないようにしていましたが、私の専門に関係するお話だったので、ちょっとだけお邪魔します。
 30数年前に私たちの職場で、薬剤師会の研究会に発表したものに「入院してきた患者さんの32種の薬を6種に減らしたら軽快してすぐに退院できた例」というものがあります。
 薬の副作用やら過剰投与・拮抗作用やらで体調を壊した高齢者の例でした。
 あの頃は、病院あるいは施設に入らないと患者さんが使用している薬剤の全容が判らない時代で、積極的に患者さんが使用している薬剤の全容を掴む業務はなされていなかった時代でした。
 私が勤めた病院は新設病院だったので、夢であった臨床薬剤師業務を最初から実践することができ、県内で最初に病棟薬剤師業務を行った施設になれたので、薬剤師の臨床への参加で患者さんの多剤投与のリスクを回避できるという実績発表を行って、それまでの部屋の中で調剤をするだけという薬剤師の仕事じゃなく、病棟のベッドサイドや患者宅の臨床現場に進出することがこれからの薬剤師の重要な業務になると、他の薬剤師たちへの啓発を行っていた時期でした。
 そのために中央の厚生局や保険審議会にも働きかけ、薬剤師の病棟活動に保険点数を付けることで、この業務の推進剤としてくださいと、実践している業務の資料や成果を纏めた200ページ近い資料を送りつけたりもしたものです。
 お薬手帳は私の友人の薬剤師(現 当県薬剤師会会長)が発案して実践したものが、普及する原案になったものです。
 お薬情報提供は、私は40年前の社会人一年生の時から、薬袋の印字されてない場所に、入ってる薬の名前と簡単な作用・注意事項を書き加えて患者さんに渡していましたが、患者さんの身になれば当たり前と思っていたこれらのことも、その後点数化しないと普及しなかった、大学でも教えられなかった行為でした。
 調剤薬局がない時代なので、医療に関わる薬剤師は主に病院で働いていたわけですが、医師(経営者)によっては余計な事をするなと怒り出し、簡単に首を切られる時代でもありました。
 昔から医師や薬剤師は、それぞれの法律により、時間外も仕事を断ってはならないと規定されている労基対象外の仕事で、そういう酷いことも許される雰囲気の職場だらけでしたね。
 その点では、私は周囲の医師に恵まれて働いていたなぁと思っています。
 今回の内容はこのように制度的な仕組みを整えて推進を図ってきたことなのですが、実際まだまだ実践していない薬局も多いでしょうね。
 今後の点数改定で少し良くなる(普及する)点数加算も検討されています。
 余計な仕事と捉えて、心配な患者さんの家までお話を伺いに行ったり、残業さえも一切せずに給与が目的で働いている方達も多いのが現実です。
 困っている人たちのためではなく、自分が将来安定して仕事に就けることを理由に薬学部を受験する若者も多いのが現実ですしね。
 若い頃は理想に燃えていても、長い職業人生の中の辛い経験や浮き沈み、家庭の事情等の悩みを経験していく中で給与に反映する餌を与えないと動かなくなる人も多いですよね。
 実は人生修行での、試される場面でもありますがね。
 入院しても、お金になる回数分しか薬の説明に来ず、説明等の内容もワンパターンという病院も多い現状です。
 さて、私が退職した年に、MMWINという、各病院や福祉施設等をネットワーク化して患者さんの薬や治療の情報の共有化を図ろうという、国からの震災復興事業の一つを県南地域に普及させるため、県南の各施設の担当者に私が勤務している病院に集まっていただき、第一回の会議の司会進行役を務めさせていただいたことが有ります。
 さあこれからという時に、自分の病気の手術等のために職場を退職して投げ出してしまい、この事業は他の病院にまとめ役が移動しましたが、頓挫してしまって、県南ではなかなか進まない現状になっています。
 ですが、今回のような事を危惧なされていたならば、この事業にご参加いただくことも良いのではと思います。
 決して、手を尽くしていなかったわけではなく、様々な要因により(特に人・物・金)足踏み状態にありますが、少しづつ進展はしていますので、長い目で見れば、当たり前のシステムになるはずです。
 実践例がないのに、実現不可能な夢物語を要求する団体も多く、それがかえって足を引っ張っていることも多いことに国民の多くが気づけば良いのですが。
 もっとも、整備されていくとかえって困ってしまうという事情の方達も多いので、世の中は難しいものです。 
 それではまたね。

No title

おっとー。
薬剤師会会長の件は前任の方でした。
今年から会長が変わったのを忘れてた。
何しろ私はもう退会者ですから(笑)
なので、現任者に話しても、その当時の事情はよく判ってなかった事だと思います。
失礼しました。

タヌキ親父様

コメント有難うございます。

本職というか専門家の貴重なご意見に感謝致します。
薬剤師(薬局)の礎を築いてきたタヌキ親父様、当時は多くの苦労をなされた事でしょう。
社会保障費はどんどん嵩み、今朝の朝刊で取り上げられていた様に2019年の出生数も90万人を割っています。
無駄な費用を省いていかないといけませんが、一方で美味しい汁を吸っている人も未だいます。
施設用ブログなので普段だいぶ抑えて発信していますが、本来ならもっと切っていきたいところです(笑)

EDIT COMMENT

非公開コメント

頂きもの
ぴょん吉さん

 

ぴょん吉さん

 

ぴょん吉さん

 

ぴょん吉さん

 

清水結衣さん

 

りきゅうさん

 

りきゅうさん

 

ponchさん

 

ponchさん

 

虹きゅーぶさん

 

OKさんたろうさん

 

OKさんたろうさん

 

TYPE MM04さん

 

まーさん

 

みーコバルトさん

 

バケツさん

 

みーコバルトさん

 

みーコバルトさん
リンク