海苔巻き





3月認知症予防カフェ
3月17日(金)第10回認知症予防カフェを開催しました。
今回は、住民さん、事業所さん合わせて10名の参加でした。
テーマはずばり「ずーっと蔵王で暮らすための老い支度」
特に講師はお呼びせず、のんびり皆さんとの対話形式としました。
今回『老い支度』というテーマを選んだのは、
「元気なうちにあなたたちの施設に入れますか?」
「今のうちにどこか行った方がいいのかと思って…」というご相談、ご質問を受けることが増えたからです。
「元気なうちに」って…。皆さん、こういったご相談、どう思われますか?
元気なうちは、その幸せな生活を思う存分楽しめばいいじゃないですか!
長年暮らした大好きな土地を離れるために、大切なお金を使うことなんてないですよ!
私はそう思います。でも、どうしてもそうは思えない切実な背景があるのですよね。
そこで今回は、前回の「マップ作りを通した『見守られ活動』への気づき」から更に踏み込んでの『老い支度』をテーマとしたのです。
この度のねらいは、「人と人との繋がりを絶たなければ『なんとかなる!』。土地を離れる必要なんてない!」という結論の共有。とはいえ、切実な皆さんの思いを前に、共感が得られるか賭けでもあり、内心不安もありましたが、、、
・本当にどこかに行きたいと思っている人はいなよね。
・気がかりな人がたくさんいる。でも私が行っていいものか考えていたの。
・ボランティアしたいと思っていた。どうすればいいのか分からなかった。
・半年前は明日のことも考えられなかった。でも繋がりがあったから、助かったと思う。
等「地元愛」あふれる言葉の数々が聞かれ、ホッとひと安心(^^)この皆さんの「地元愛」のために私たちが今できること。それは地域における居場所づくりだと思っています。誰でも楽しく集まりながら、何かあったら相談できる、そんな居場所づくりをこれからも続けていきたいと思います。
また、皆さんの熱い思いを行動に移すことはできないかなぁ…なんてことも考えています。地元の主役は何といっても住民さん。皆さんがその思いを行動に移すお手伝いができたらいいですね。
↑ゆっくり本音トーク中
↑1月からの常連さん。バシッとおしゃれして登場。嬉しいですね!
↑子供さんたちもお客さんをお迎えするお手伝い
お蔭様で10回のカフェを運営できた今年度、少し地域の皆さんとお近づきになれたように感じています。今年度をステップに、来年度は更に住民の皆さんと共に地域の課題を発見し、繋がりを深められるような取り組みを「楽しく」続けていきたいと考えています!
次回認知症予防カフェは平成29年4月14日(金)14:00~ 刈田嶺神社社務所です。
地域の方の紙芝居や、在宅介護の経験等々、盛りだくさんの内容でお待ちしています!
どなたでも気軽に足をお運びください。
※認知症に関わらず、介護保険や福祉に関するご相談のある方はどうぞこのカフェでスタッフにお声掛けください。
※聴覚に障害のある方のご相談には、宮城県聴覚障害者情報センター「みみサポみやぎ」との連携の上対応させていただきますので、事前にせせらぎのさと蔵王・松﨑、中島(tel0224-34-1511/fax0224-34-1512/mail m.matsuzaki@zao-fukusi.jp)までご連絡ください。
トランス
今回の担当は主任の有本です。
トランスとは・・・正式にはトランスファーと言い移乗の事を指します。
この移乗というのは、介護の現場では車椅子⇔ベッドや、椅子⇔車いす等様々な場面で行われています。
入居者様によっては乗り移りをするのに足に力が入らない方や、立ち上がる時に介助を必要とする方がいます。それを補う為に職員による移乗の介助が必要となりますが、この移乗介助には介護職員の職業病とも言われる「腰痛」の問題もあるのです。
昔からあるボディメカニクスと呼ばれる力を最小限に抑える方法や、最近では人体の構造を理解した上で応用した古武術を取り入れた技術も多く出てきています。
今回は床から椅子への移乗をテーマとして、職員で集まり実技研修を実施しました。
いかに入居者様の残っている力を活用できるかと、自分自身と相手に負担が掛からないように持ち上げないという事も大事なポイントになります。


写真で分かるように、床から椅子に移乗する様子です。
床から椅子までの距離があり、中腰で移乗を行うと腰への負担が大きくなる為、まず自分自身が膝をつき姿勢を低くします。
そして人間の体の中で一番重いとされる頭とお尻を同時に上に持ち上げようとすると負荷が掛かり腰を痛める原因となる為、相手の頭を前に出すことで前傾姿勢になり、自然とお尻が浮いてきます。
(ここを見ている皆さんも椅子に座った状態で立ち上がろうとして見て下さい。普段は意識をせず行っていますが、まず頭が自然と前に出ているはずです。)
そうすると頭とお尻の重心がずれるので、後は残された力の活用を意識し、立ち上がる動作を助けながら椅子へと移ります。
もちろんお一人お一人の状態が違いますし、麻痺の有無によっても介助方法が変わってきますので全員が同じ方法で行えるわけではありません。
その為、その方の状況に応じた安心・安全な移乗方法を皆で考えながら実践しています。
リクエスト結果
入居者さんを島さんタッチで描いてみてはどうでしょうか?
実物と絵のビフォーアフターみたいな感じで分かりやすいかもしれません?
『ゆるパパ様』
是非、是非、よれしければゴジラをお願いします!とりあえず描いて頂ければ、今のでも、昔のでも、ハリウッドのでもいいのですがーーッ! 個人的でゴメンなさい
『ichan様』
素晴らしい!!
七つの大罪のエリザベスちゃん(現代)を希望。
『もっさん様』
相変わらず素晴らしい画力ですね
ドラクエⅤの主人公の女性版のイメージでお願い致します
出来ることなら、「ジブリ」シリーズで、
そしてナウシカ&テト、等、お願いしたいです!
パンの運命

3月のイラスト



赤ちゃん



健康診断




マヨ対決

認知症ドライバー(補足)


会議=山田
なごみユニット ユニット会議
先月のユニット会議の様子です。毎月会議を行いますが、せせらぎのさと蔵王には大きく、運営会議、リーダー会議、ユニット会議の3つがあります。施設運営の為の大きな会議は運営会議ですが、入居者様に直接係る会議はユニット会議となります。
以前のブログでも紹介して頂きましたが、この3つの会議に参加しているのは
山田だけです!!!!!
・・・ゴホン!!失礼しました(._.)
運営、リーダー会議からの報告は勿論、入居者様の体調の変化、ケア内容の確認、行事内容の取り決め等、ユニット会議の内容は非常に濃いものとなります。施設理念に掲げている「家族」だからこそ真剣に考えております。
~天の声より~
でもこの3枚の写真を見る限り山田君はどこにも写っていないのでは・・・?
繋がり



施設内研修(山田)
先日施設内研修を行いました。
申し送れました・・・
もう既にイケメンなのは皆さんご承知の事。
実はせせらぎで1番頭脳が良いと言われている山田です!!
さてさて本題の研修についてです。
一つ目は2グループに分かれ、互いに違うイラストを見て、事故に繋がらなくても、事故になっていた可能性のある体験や事例、つまりヒヤリ・ハットを考える研修です。
大きな事故が1件起これば、その背景には小さな事故が29件、ヒヤリ・ハットが300件起きていると言う、「1:29:300」のハインリッヒの法則と言うものがあります。
介護職員の私たちは常に事故の危険性と隣り合わせであり、事故を未然に防ぐ為にもヒヤリ・ハット報告書は非常に大事になります。残念ながら事故を0にする事は不可能ですが、0に限りなく近くする事は可能です。今回の研修は職員一人ひとり視点や考え方が違っており、改めてヒヤリ・ハットの重要性を認識した研修でした。
二つ目は24シートの研修です。24シートとは入居者様一人ひとりの生活を時間軸として表し、起きてから寝るまでの様子を一覧化したものです。特別養護老人ホームの基本方針として「入居前の生活と入居後の生活が連続したものとなる」とあります。
自宅で出来たのに、施設で出来ない・・・ありえません!!!
少人数で顔見知りの関係、自宅での生活をそのままに生活して頂くのがユニットケアであり、その入居者様の暮らしぶりを表しているのが24シートです。職員間の情報の共有、誰が見ても同じケアが出来る等、メリットが多くあります。
開設時から作成、更新してきましたが、今一度24シートの理解と知識を深める為に、この研修を開催しました。
このように、せせらぎのさと蔵王では年間を通し、多くの内部研修を開催しています。個々のスキルアップ、入居者様により良いケアを提供する為、日々精進しております。
ユニット費
皆様突然ですが、ユニット費というものをご存知でしょうか。
ユニット毎にしつらえ品、入居者様用の飲物、レクリェーション、外出時や行事の費用等の様々な場面で活用のできるお金の事を言います。
ユニット毎に自由に遣う事の出来るおこずかいと考えて頂けると分かりやすいかと思います。
毎月の月末に出納簿のチェックを行っており、これもユニッケアの醍醐味でもありますが、ユニット毎にカラーが見られています。
例えば・・・
○行事を盛大に行うユニット
○定期的におやつ作りをするユニット
○外出を定期的に行うユニット
○きれい好きな職員が集まるユニットでは掃除用品を買い揃えたり、しつらえに力を入れるところもあります。
各ユニットの入居者様や職員の違いもありますが、ユニット費の活用によって、職員のモチベーション向上にもつながっているようです。
また当施設では、毎月ユニット毎に支給し、年度末まで繰越が可能、年度末で精算という方法をとっており、管理を各ユニットリーダーが行っている為、各リーダーごとの計画性も出納簿からも見えてきます。
3月行事食
今日は管理栄養士からのご報告\(^o^)/
先週は雛祭りだったので、ちらし寿司を提供しました。

*ちらし寿司
*すまし汁
*煮物
*菜の花のお浸し
*杏仁豆腐
2月の給食委員会では、3月に初めて施設で餃子を出すことになり、その提供方法を考えました。
餃子は私たちにとっては皮がパリパリとしていた方が美味しいですが、高齢者にとっては噛みにくかったり、冷めてしまうと硬くなって結局残すことになったり…でも餃子の焼き色がないと食欲が湧かない、などなど。
結果、すでに焼き目がついた餃子を柔らかく蒸し上げて提供することになりました。
また、今月は嗜好調査の対象の月ですので、入居者様1人ひとりに実施していく予定です。
お知らせです
何でやねん
想像
寒いけど元気です




工事中





第9回認知症予防カフェ
H29.2.17第9回認知症予防カフェを開催しました。
今回もビッグゲストをお呼びして、地域のマップ作りを行う予定でしたが、なんと当日の朝一番で「熱が出てダウンしてしまった」とのご連絡。
ビッグゲストは私が勝手に師匠と呼んで尊敬する方。すっかり大船に乗ったつもりでこの日を楽しみにしていたので、朝から大慌てです!
でも、仕方がない。私が代わりにマップ作りの進行をさせて頂くこととなりました(お集まりの皆様すみませ~ん)。
この日は、前日からの穏やかな春の陽気がお昼過ぎに一変。強風と本格的な雨。まるで私の心を映し出すかのようです。
こんな悪天候だし、進行役は私になってしまったし、いっそ人が少ない方がいいかも・・・なんて弱気になったのも束の間。
傘をさして、長靴を履いて、いつも通り20名の方が集まってくださいました(涙)
こうなったら、弱気になんてなっていられません。
ウェルカムミュージックをお願いした、蔵王町役場の誇るテノール歌手我妻健太さんの明るく熱いカンツォーネにも励まされ、師匠から送られてきた『虎の巻』片手に、どうにか進行をさせていただきました。住民さんも協力してくださり、あれ?むしろ進行要らず??という盛り上がり(^^) 無事楽しいマップ作りができました!
↑お仕事お休みとってのご来場(アリガタヤ!!)
↑本格カンツォーネは楽しい解説つき♪
↑ワイワイガヤガヤ(^^)
今回取り組んだのは、「住民歴書」と「エコマップ」ならぬ「エゴマップ」の作成。
実は、ワイワイガヤガヤ楽しくお喋りすることがポイントで、知っていたようで知らなかったお互いの暮らしぶりが分かったり、何かあったら「どういう風に暮らしたいのか」という『意思表示』ができるという仕掛けでした。
よくサロン活動等を通して「見守り活動の重要性」が話し合われることが多いですが、このエゴマップが目指すのは「見守られ活動」です。見守られるためには、まず「自分はどう暮らしたいか」意思表示をする事が大切です。今回のカフェで、ちょっとだけその意思表示ができていたら嬉しいです。
でも、それより何より、このワイワイガヤガヤの中で飛び出すお話の面白いこと!素晴らしいこと!!
皆さん、ねっからの働き者で、とってもまじめで、でも明るくたっっっぷりのユーモアがあって、人のつながりを大切にされて・・・・・・もう!蔵王町がますます大好きになりました(*^^*)
↑さすが遠刈田温泉。皆さん、毎日のお風呂は公衆浴場!ご自宅に湯船を持たないお宅も多いのです。
ダンベル体操やお茶飲みも楽しみいっぱいです(^^)
さて、次回第10回認知症予防カフェは、以下の日程で開催します。
平成29年3月17日(金) 14:00-15:30
場所は変わらず、刈田嶺神社の社務所をお借りします。
テーマは、「ずっと蔵王で暮らすための老い支度」
何十年と暮らしてきたこの蔵王町、たとえ家族が近くにいなくてもお友達ならたくさんいる蔵王町。ここでずーっと安心して暮らすことはできるのか?ご一緒に考えてみましょう!!
皆様のお越しをお待ちしています。
※認知症に関わらず、介護保険や福祉に関するご相談のある方はどうぞこのカフェでスタッフにお声掛けください。
※聴覚に障害のある方のご相談には、宮城県聴覚障害者情報センター「みみサポみやぎ」との連携の上対応させていただきますので、事前にせせらぎのさと蔵王・松﨑(tel0224-34-1511/fax0224-34-1512/mail m.matsuzaki@zao-fukusi.jp)までご連絡ください。