1月給食委員会
毎月入居者さんに美味しいお食事を提供する為に、給食委員会を開催しています。
今月の委員会の様子を管理栄養士から報告致します。
月に1回の給食委員会を開催しました。給食委員会では各ユニットの意見集約を行いますが、今回の議題は大きく分けて下記の通りでした。
①職員の誤配膳を未然に防ぐために、食形態によって食札の色分けをした方がいいか
②1月3日の朝食にはとろろを出して欲しいという意見があった
③出して欲しいおやつ、不人気のおやつについて話し合い
①に関しては、最近入職した新人職員が多くいるため、誤配膳を未然に防ぐ方法を提案してもらいました!
誤配膳は、窒息・誤嚥に繋がる危険な事故です。入居者様1人ひとりによって食形態がそれぞれ異なり、また、入居者様によって服薬や嗜好の関係上、様々な禁止食があるので、厨房職員もユニットの職員も確認してから提供しています。
②東北・北関東地方では1月3日にとろろを食べる習慣があるようです。
今回、その風習を知らなかったため提供できず申し訳なかったのですが、とても良い勉強になりました!
その理由は、長生き・無病息災の祈り、祝膳祝杯で疲れた胃をいたわる効果がある…などなど願掛けのような理由もありますが、山芋や大和芋には酵素が含まれており整腸作用や滋養強壮に良いようです。
またムチンというネバネバ成分が体内に入ることで、タンパク質の吸収を向上させますし、老化防止や美肌効果、精力の増強に役立ち、疲労回復や、胃を丈夫にする効果まであるといわれています。来年からはこの風習を取り入れていく予定です。
③これはいつも給食委員会で検討している内容です。予算内で、入居者様に満足してもらえるおやつを提供できるよう給食委員全員で意見を言い合います。
甘いものだけでなく、たまにスナック菓子類も提供してはどうか?などなど
お年寄りのおやつと一括りにせず、何を出せば喜んでもらえるのかを普段近くに居る現場の職員と、実際に献立を考える立場の栄養士とが直接意見交換できる場でもあるので、内容は毎月とても充実しています!